怖いアニサキスはこれで発見!ハピソン YF-980を実際に検証してみた

はじめに
魚を食べるうえで一番気になるといっても過言ではないのが、アニサキス。
特にイカやアジ、ブリなどの青物を刺身で楽しみたいとき、「もしアニサキスがいたら…」と不安になったことはありませんか?
私自身も釣りをしたり魚を買ったりする中で、この問題は常に頭にありました。
肉眼で確認できるとはいえ、見落としてしまうこともあるし、台所の明るさでは発見が難しいこともしばしば。
そんなときに見つけたのが、Hapyson(ハピソン)の「アニサキスライト YF-980」です。
「本当に見えるの?」「ただのブラックライトと何が違うの?」と半信半疑でしたが、思い切って購入し、実際に魚で検証してみました!
製品紹介:ハピソン「アニサキスライト YF-980」

実際に手に取ってみると、サイズは 約26×29×160mm、重さは電池込みで 135g。
片手で扱える大きさで、懐中電灯のように手軽に持ち運べます。
主な特徴はこんな感じです👇
- UVライト(波長365nm)でアニサキスが光って見える
- 光量が強いので、わざわざ部屋を暗くしなくてもOK
- 完全防水(IPX7)対応で丸洗い可能 → キッチンでも安心して使える
- 単3電池2本で駆動(アルカリ電池で約30分、充電式なら1時間以上)
特に便利だと思ったのは 防水性能。
魚をさばくまな板の上やキッチンで使っても、丸洗いできるので衛生面の心配がないのは大きな安心ポイントです。
実際に検証してみた
今回はアニサキスが出やすいといわれる イカ・サバ・サンマ を用意して検証してみました。
イカ

残念ながら今回の個体にはアニサキスは見つからず。
照射写真も撮れませんでした。
イカはよく刺身で食べられるので、ぜひ撮りたかったのですが次回以降の課題です。
サンマ

身の表面付近にアニサキスを発見!
肉眼では見落としそうな細い糸状の虫体が、ライトを当てるとクッキリ浮き上がって見えました。

写真でもはっきり写せたので、「これなら家庭でも確認できる」と実感しました。
サバ
こちらもサンマと同じく、表面付近にアニサキスを確認できました。
光を当てた瞬間に白い糸のように浮き出る感覚で、非常にわかりやすかったです。
ライトなし

アニサキスライト

今回はどちらも 表面近くにいたケース で、身の奥に潜り込んでいるアニサキスを確認することはできませんでした。
ただ、このライトを使えば今後も継続して検証できるので、もし内部に潜んでいるケースを発見できたら、あらためて追記していきたいと思います。
使い勝手レビュー

実際に使ってみてまず感じたのは、ライトの強さです。
メーカーの触れ込み通りかなり強力で、部屋を暗くしなくてもアニサキスがはっきりと浮き出ました。
台所の照明を点けたままでも十分に見えるので、調理中にサッと確認できるのは大きな安心ポイントです。
サイズ感は想像通りで、一般的なペン型ライトといった印象。
片手で持ちやすく、捌いた魚にピンポイントで光を当てる使い方になります。
照射範囲は広範囲を一気に照らすというより、狙った部分を重点的にチェックするスタイルですね。

また、完全防水仕様(IPX7)なので、調理で手が汚れても最後に丸ごと水洗いできるのが便利。
衛生面を気にせず台所で使えるのはとても助かります。
電池寿命はアルカリで30分程度とされていますが、実際には1回の確認にそこまで時間はかからないので、ほとんど気になりませんでした。
必要に応じて充電式電池を使えば、より長く安心して使えそうです。
メリット・デメリットまとめ
メリット
- 実際にアニサキスが浮き出て見えた → 効果は間違いなし!
- 明るい部屋でもしっかり視認できる
- ペン型で扱いやすく、ピンポイントで照射できる
- 防水で丸洗いできるので衛生的
デメリット
- アニサキス確認専用の道具なので用途は限られる
- 一般的なライトよりは価格が高め
使用上の注意点
このライトはUVライトとしてかなり強力です。
そのため、光源を直接覗き込むのは危険で、失明や目の障害の恐れがあります。
また、一般的な懐中電灯と見た目が似ているので、子どもがイタズラで点灯してしまわないよう、保管場所には十分注意するのが安心です。
まとめ

今回はハピソンの 「アニサキスライト YF-980」 を実際に購入して、イカ・サバ・サンマで検証してみました。
残念ながらイカでは見つけられませんでしたが、サンマとサバではアニサキスがしっかりと浮き出て見え、写真にも残せるほどハッキリ確認できました。
使ってみて感じたのは、
- 明るい部屋でも見える強力な光量
- 防水で丸洗いできる安心感
- 実際にアニサキスを発見できた確かな効果
この3点が大きな魅力だということ。
一方で専用品ゆえに用途は限られ、価格もやや高めではあります。
しかし「生魚を安心して楽しみたい」「釣った魚を自分で捌いて食べたい」という人には、十分価値のあるアイテムだと感じました。
これからもいろいろな魚で試していき、もし身の奥に潜り込んだアニサキスを見つけることができたら、このブログを更新して追加していきたいと思います。
怖いアニサキス問題を少しでも減らしたい方には、間違いなくおすすめできる一本です!
おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
これからも釣りや魚にまつわる実体験を記事にしていきますので、引き続きよろしくお願いします。