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【コスパ検証】ビシアジ仕掛けの自作方法を徹底解説!

ふっつのひと

はじめに

ビシアジ釣りを楽しむうえで重要な要素の一つが「仕掛け」です。
釣具店に行けば、初心者でも使いやすい市販のビシアジ仕掛けがたくさん並んでいます。

しかし、釣行を重ねるうちに「自分で仕掛けを作ればコストを抑えられるのでは?」
「自作すれば、自分の釣りスタイルに合わせた仕掛けが作れるのでは?」と感じることがあるかもしれません。

この記事では、ビシアジ仕掛けを自作するメリットやデメリット、さらに自作する際に必要な道具や工程について解説します。
また、実際に自作してみた結果、市販品とのコスト比較や使用感についてもふれていきます。「市販品と自作、どちらが本当にお得なのか?」を知りたい方はぜひ参考にしてください!

市販品のビシアジ仕掛けをチェック!

ビシアジ釣り用の仕掛けは、釣り具店やネット通販で手軽に購入できます。
各メーカーから様々な仕様の仕掛けが販売されており、初心者でもすぐに使える便利さが魅力です。

市販品の例と価格

以下は、代表的な市販仕掛けの一部です

がまかつ 極ビシアジ 2本鈎・3組(全長2m)

がまかつの『極アジ』針を使用したビシアジ仕掛けのオーソドックスなモデル
価格も良心的の3組セット

確認した時点では、327円となっていました。

ハヤブサ(Hayabusa) 海戦アジ ケイムラフック 3本鈎2セット

ハヤブサの海戦アジ仕掛けは、針はネムリ針にケイムラコート加工をしてアジへのアピール力をあげている製品
また、1仕掛けの針本数は3本の仕掛けとなっています。

確認した時点では、485円となっていました。

コストと利便性

これらの市販品は価格も手頃で、そのまま使用できる手軽さが最大のメリットです。
特に初心者や釣りに慣れていない方には、セットするだけで準備が整うため、手間を省くことができます。

注意点

ただし、仕掛けは釣り中に切れたり、絡んだりする消耗品です。
釣行のたびに複数セットを用意する必要があるため、1回のコストは小さくても、釣行を重ねると意外と負担になることも。

「もっとコストを抑えたい」「自分の好みにカスタマイズしたい」という方には、自作仕掛けがおすすめです。
次のセクションでは、自作のために必要な道具や材料を詳しく紹介します!

ビシアジ仕掛けを自作するために必要な道具と材料

ビシアジ仕掛けと一言でいっても、市販品にはさまざまなタイプがあります。
その中でも、今回参考にしたのは「がまかつ(Gamakatsu) 極アジビシ2本仕掛」という2本針の仕掛けです。
このタイプを自作するイメージで必要な道具や材料をリストアップしてみました。
同じような仕掛けを作る際の参考にしてください!

自作仕掛けに必要な材料

まずは基本となる材料から。
これらを揃えれば、シンプルで効率的な仕掛け作りが可能です。

ハリス(フロロカーボンライン)

耐摩耗性と透明度の高さで選ぶなら、フロロカーボンラインがおすすめです。
今回はシーガー フロロマイスター(6lb, 1.5号)を選び、使用量は約3mを想定。

スナップ付きサルカン

仕掛け作りには欠かせないスナップ付きサルカンは、ラインと仕掛けを繋ぐ重要なパーツです。
特に、大容量タイプはコストパフォーマンスが良く、釣りを頻繁に楽しむ方におすすめです。
サイズはさまざまですが、アジ釣り仕掛けの場合、強度をそれほど気にする必要はなく、邪魔になりにくい小さめで軽いサイズを選ぶのがポイント。
今回は、NTスイベルのスナップ付タル #12(50個入)を使用しています。

エヌティースイベル(N.T.SWIVEL)
¥672 (2025/01/22 13:03:24時点 Amazon調べ-詳細)

蛍光玉

魚への視覚的なアピールを強化するパーツです。
外道を避ける場合はつけないこともありますが、一般的な仕掛けには使用されているものが多いです。
今回は、東邦産業の発光玉ソフトタイプ8H徳用 1号 グリーンを使用していきます。
2本針の場合、1つの仕掛けに2個使用していきます。

東邦産業(TOHO)
¥554 (2025/01/22 13:03:18時点 Amazon調べ-詳細)

針選びは仕掛け作りの要。
今回は、がまかつ極アジ針(金)10号を選択しました。
12本入り。

Gamakatsu(がまかつ)
¥298 (2025/01/22 14:03:14時点 Amazon調べ-詳細)

作業を助ける補助道具

効率よく仕掛けを作るために欠かせない補助道具も合わせて紹介します。

仕掛巻ストッカー

作った仕掛けを整理して持ち運ぶための便利な道具です。
仕掛けを自作するのであれば便利な道具なので持っておいて損はありません。

明邦(Meiho)
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また、人によってはラインの巻き癖がつくことを嫌って、スプールタイプを使う方も多いです。
好きな方を選択しましょう。

第一精工
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ラインカッター

仕掛け作りには、必須のアイテムで、ラインを細かいところでも正確にカットできます。

ダイワ(DAIWA)
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針結び器

初心者にもおすすめの道具で、針結びをスムーズに行うことができます。
小さい針でも綺麗に結ぶことができて仕掛け作りには重宝しています。

ダイワ(DAIWA)
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ビシアジ仕掛けの作り方を解説

ここでは、2本針仕掛けを自作する具体的な手順を解説します。
今回の例は「がまかつ 極アジビシ2本仕掛け」を参考にしています。
市販品に近い仕掛けを目指しながら、自作の楽しさを味わいましょう。

手順1:ラインを準備する

幹糸として使用するラインを2.5m程度、枝糸用のラインを50cm程度×2本切り出します。
それぞれ若干余裕を持たせて用意します。

手順2:針を結ぶ

切り出した枝糸の先端に針を結びます。
この作業には「針結び器」を使うと便利です。
針が外れないように、結び目をしっかり確認して締めこみましょう。

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手順3:蛍光玉を通す

ラインに蛍光玉を2つ通します。
蛍光玉は視覚的アピールの効果があり、魚を引き寄せる役割を果たします。

手順4:幹糸と枝糸を結ぶ

幹糸と枝糸を結びます。
筆者の結び方手順を記載しておきます。

幹糸(白)の枝糸(赤)と幹糸(白)を結ぶ当たりを重ねて持ちます。
上がスナップ側で、下が針側としています。
枝糸(赤)のスナップ側は結んだ後に切りますので、
結ぶことが出来る程度のラインを残しておきましょう。

重ねた幹糸と枝糸で輪を作って、ほどけないように
右手(利き手)で押さえておきます。

出来ている輪を反時計回り(矢印の方向)へ一度ひねります。
ひねった輪が戻らないように利き手で抑え込みましょう。
また、輪の下側のラインが混ざらないように針側の幹糸、枝糸は握りこんでおきます。

次に輪に幹糸、枝糸のスナップ側のラインを裏側から手前側へ
通していきます。

1つ前の手順と同じようにもう1周裏側から
手前側へ幹糸と枝糸のスナップ側のラインを通していきます。

次に幹糸と枝糸両方を両サイドへ引っ張って
結び目を締めこんでいきます。

最後にダメ押しで枝糸のあまり糸を幹糸へエンドノットの要領で
締めこんでいきます。

枝糸のあまり糸を切って完成です!

手順5:スナップ付きサルカンを結ぶ

幹糸の先端にスナップ付きサルカンを結びます。
この部分は仕掛け全体をメインラインと接続する重要な箇所です。
ダブルクリンチノット等で確実に結び、結び目をしっかり確認してください。

手順6:仕掛け収納に収める

完成した仕掛けは「仕掛巻ストッカー」に巻いて収納します。
現場で取り出しても絡まる心配が少なく、スムーズに使用できます。

出来ればマスキングテープ等に仕掛けの詳細を書いて張っておきましょう。

完成!

これで、自作のビシアジ仕掛けが完成です!
初めての方は手順を一つずつ確認しながら進めることで、失敗を減らせます。
自分だけの仕掛けを作り、釣果アップを目指しましょう!

自作コストを市販品と比較

それでは、実際に自作したビシアジ仕掛けのコストを計算し、「がまかつ 極アジビシ2本針仕掛け」と比較してみましょう。
この市販品は、3セット入り327円(1セットあたり約109円)で販売されていました。
これを基準に、自作仕掛けのコストを見ていきます。
(価格は筆者の記事を書いた時点での計算となります)

市販品のコスト

  • がまかつ 極アジビシ2本針仕掛け(3セット入り)
    327円(1セットあたり:約109円)

自作仕掛けのコスト

自作仕掛けにかかる材料費を以下の通り計算しました:

  • 仕掛け用ハリス(フロロカーボンライン)
    1.5号(300m)1,321円 → 使用量3m:約13円
  • スナップ付きサルカン
    50個入り672円 → 使用量1個:約14円
  • 蛍光玉
    110個入り554円 → 使用量2個:約10円

  • 12本入り298円 → 使用量2本:約50円

合計コスト:1セットあたり約87円

比較結果と考察

  • 市販品(1セット):約109円
  • 自作仕掛け(1セット):約87円

自作仕掛けは、市販品に比べて1セットあたり約22円安くなります。
ただし、これには手間や時間が含まれていない点に注意が必要です。

結論

コスト面だけを見ると、自作の方が若干お得ですが、その差はわずかです。
しかし、自作仕掛けには以下のようなメリットがあります:

  1. 自由なカスタマイズ:針の種類やサイズ、ラインの種類太さ、蛍光玉の色などを自分好みに変更可能。
  2. 満足感:自分で作った仕掛けで魚を釣る楽しさは格別。
  3. 必要な時にすぐ作れる:ストックがなくても材料さえあればいつでも作れる。

一方、市販品は手軽に使えるという大きなメリットがあります。
時間を節約したい方や大量に仕掛けが必要な場合には、市販品の購入でも全然良いと思います。

どちらを選ぶかはあなた次第。
こだわり派の方は、ぜひ自作の楽しさを味わってみてください!

まとめ

ビシアジ仕掛けを自作する楽しさと、市販品との比較を通して見えてきたのは、それぞれに異なるメリットがあるということです。
市販品は手軽で初心者にも使いやすく、時間をかけずに準備できる点が魅力。
一方で、自作はコスト面では大きな差がないものの、好きな針や素材を選べるカスタマイズ性があり、釣りへのこだわりを表現できるのが大きな利点です。

今回ご紹介した2本針のビシアジ仕掛けは、比較的簡単に作れる仕掛けです。
自分の手で仕掛けを作り上げ、実際の釣りで試してみるのは、釣り人ならではの醍醐味とも言えるでしょう。

次の釣行では、ぜひ自作の仕掛けを準備して挑戦してみてはいかがでしょうか?
いつもとは違う釣りの楽しさや、オリジナル仕掛けでのヒットの喜びを味わえるかもしれません。
釣りの幅が広がること間違いなしです!

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プロフィール
ふっつのひと
ふっつのひと
釣りが大好きな管理人です。 釣具を自作したりと、いろいろ試してみることが大好き 失敗も多いですが有益な情報をお届けできるように頑張ります
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