釣り

DAISOの「常温保存エサHitくん」はカワハギに効くのか?実釣テストしてみた!

ふっつのひと

はじめに

最近、100均(DAISO)の釣具コーナーがどんどん充実してきていますよね。
そんな中、ちょっと気になる商品を発見しました。

それが 「常温保存エサHitくん(アサリ・ナチュラル)」

カワハギ釣りといえば 生アサリ が定番ですが、この商品は 常温保存OK ということで、「これって使えるの?」と気になった人も多いはず。

しかも、この「Hitくん」は 本物のアサリ(中国産)を使用 しているとのこと。
また、集魚剤が配合されているため、生アサリとは違う特性がありそう です。

価格は 220円(税込)
本物のアサリを用意する手間を考えると、これで代用できたらめちゃくちゃ便利ですよね。

そこで今回は、船でのカワハギ釣り で実際に試してみました!本当に釣れるのか? 生アサリとの違いは? さっそく検証スタートです!

まずは開封してチェック!

釣り場で使う前に、まずは 「常温保存エサHitくん(アサリ・ナチュラル)」 を開封してじっくり観察してみました。

内容量とサイズ

パッケージには「内容量:固形10g」と記載されていますが、今回開封したものには 13粒 入っていました。グラム表記なので、もしかすると粒の大きさによって多少の誤差はありそうです。

1粒のサイズは小粒で、カワハギ釣りにちょうど良さそうな大きさ。 バラつきはほとんどなく、均一なサイズ感でした。

見た目と質感

開けてみると、生アサリより 少し茶色っぽい色 をしています。完全に生ではなく、少し火が通っているような見た目 で、身がしっかりしている印象。

また、アサリは 茶色っぽい液体に漬かっていて、これが集魚剤の役割を果たしている ようです。液体の量はそこまで多くなく、ベタベタとした感じではありません。

匂いと触った感じ

液体に入っているものの、生アサリ特有の 強い生臭さはなく、普通のアサリの匂いがする程度。 人工的な匂いは感じず、「本物のアサリを加工したもの」という印象でした。

なんとなく、アサリの佃煮っぽい香りがしました。

身の硬さは 生アサリよりしっかりしていて、ぬめりがない ため、針には刺しやすそう。ただし、指で強く押すと 身がちぎれる感じがあり、少し火が通ったアサリのような質感 です。

開封とパッケージの構造

パッケージは 簡単に開けられる ようになっており、液漏れしないようにしっかり密封されています。ただし、ジッパーなどの再封できる仕組みはなく、一度開けたら使い切りが基本 になりそうです。

エサを取り出すときは、液体と一緒にエサ入れへ ドバっと流し込む感じ になるので、服や道具に液体がつかないように注意が必要です。

開封時の第一印象

見た目や匂い、硬さをチェックした感想としては、
「これは生アサリと同じように使えるのか?」 という疑問が浮かびました。

特に 硬さが生アサリとは違う ので、カワハギの食い付きがどう変わるかが気になるところ。とはいえ、エサ持ちは良さそうなので 食い気のある秋のカワハギ釣りや、堤防カワハギなら手軽に使えそう という印象です。

実際に船カワハギ釣りで試してみた!

「DAISOの常温保存エサHitくん(アサリ)」が本当にカワハギ釣りで使えるのか?
今回は千葉県富津市湊の加平丸さんから出船し、実際に船カワハギ釣りで試してみました!

あわせて読みたい
富津市湊の『釣り船加平丸』さんの利用方法
富津市湊の『釣り船加平丸』さんの利用方法

釣行当日の状況

この日は 冬の晴天
朝は冷え込んでいたものの、昼頃には暖かくなりほぼ凪の状態でした。
潮は小潮で、潮はそれほど強くない状況。

ただ、2月のカワハギ釣りはかなり渋い時期に突入しており、ここ最近の釣果は、トップで10枚程度
外道の活性も低く、カワハギも慎重なアタリが多い状況でした。

「こんな激渋コンディションでHitくんがどれだけ通用するのか?」
いざ、実釣開始!

Hitくん vs 生アサリの比較

まずは 常温保存エサHitくん(アサリ・ナチュラル)生アサリ を交互に使い、食いの違いをチェック。

エサの持ち具合

そもそも当日のカワハギは、2月のカワハギならではの活性が低かったので、どちらのエサも すぐに取られる感じではなかった
また、どちらの餌も肝の部分を少しずつかじられるような食べ方が目立ち、丸飲みされることはほぼなし。

カワハギの反応

Hitくんも生アサリも、アタリの出方に明確な違いは感じなかった。
渋い状況の中でも Hitくんでカワハギが釣れた ので、「まったく使えない」というわけではなさそう。

釣果結果

Hitくんでも 3匹のカワハギをキャッチ!
ただし、生アサリの方が 釣果は安定していた ため、やはり定番エサの強さは感じた。

使用感と釣り方のポイント

この日は スローな釣りを意識していた仲間が一番釣果を出していた
カワハギが渋い状況では、やる気のある魚をじっくり探る釣り方が有効だったのかもしれない。

一方、Hitくんの使い勝手 については、いくつか気づいたことがあった。

良かった点

常温保存できる → 船に持っていくときに便利!
小分けで使える → 必要な分だけ出せるので、エサの管理が楽
ぬめりがない → 餌がつけやすいし、手にぬめりが付かない
ある程度釣れる! → 渋いカワハギでも釣果が出た

気になった点

柔軟性がない → 小さい針に縫い刺ししようとすると、水管やヒモ部分がちぎれやすい
結局、生アサリのほうが釣果は安定 → 釣れるけど、あえてメインで使う理由は少ないかも
コスパは微妙? → 釣具屋の冷凍アサリのほうが安い場合もある

容器をぬいた重さは、パッケージ表記通りで10グラムだった。
カワハギ釣りで使われる冷凍の生アサリの餌より実は高くなる

実釣を終えての感想

冬の渋いカワハギ相手でも Hitくんで釣れたのは事実
とはいえ、釣果の安定感や使いやすさを考えると 生アサリのほうが優勢 なのは間違いない。

ただし、「常温保存できる」「手軽に使える」 というメリットを考えると、
秋の堤防カワハギや、活性が高い時期のカワハギ釣りでは十分使える可能性がある!

特に、
エサの準備が面倒なとき
手軽にカワハギを狙いたいとき
予備のエサとして持っておきたいとき
には、十分アリな選択肢 になりそうだ。

まとめ

今回はDAISOの「常温保存エサHitくん(アサリ)」を船カワハギ釣りで実際に試してみました。

結果として、厳寒期の渋い状況でもHitくんでカワハギを釣ることができました。
生アサリと比べて劇的な違いは感じなかったものの、食いの良さや柔軟性の面ではやはり生アサリが優勢という印象です。

最大の魅力は「常温保存OK」という手軽さ。
釣具屋やスーパーで生アサリを買う手間を考えると、「ちょっと釣りに行きたいときにサッと持っていけるエサ」としては非常に便利。
特に秋の高活性なカワハギ釣りや、堤防釣り、エサをたくさん使わないライトな釣りには最適 だと感じました。

ただし、しっかり釣果を狙うなら冷凍生アサリのほうが安定感があるし、価格面でもそちらのほうがコスパは良いのも事実。
また、Hitくんは柔らかさがないため、小さい針に縫い刺ししづらい点も気になりました。

総合的に見ると、「メインのエサとして使うよりも、ちょっとした釣りや予備エサとして持っておくと便利なアイテム」という印象でした!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
これからも、気になる釣りアイテムをどんどん試していくので、ぜひまた読みに来てください!
もしこの記事が役に立ったら、コメントやシェアしてもらえると嬉しいです。
それでは、よい釣りライフを! 🎣

マルキュー(MARUKYU)
¥2,226 (2025/03/12 12:25:23時点 Amazon調べ-詳細)
プロフィール
ふっつのひと
ふっつのひと
釣りが大好きな管理人です。 釣具を自作したりと、いろいろ試してみることが大好き 失敗も多いですが有益な情報をお届けできるように頑張ります
記事URLをコピーしました