カワハギ釣りの疑問に回答します
ふっつのひとと申します
年中カワハギ釣りに明け暮れている管理人による
カワハギ釣りFAQを掲載したいと思います
皆様の参考になれば幸いです
また、本ページのアンサーは『ふっつのひと』の実践と
経験からの個人的な回答となっておりますのでご留意ください
コメントで、質問をいただければ追加・回答するようにします
仕掛け・針について
- 針のタイプ(形)でオススメを教えてください
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オススメということであれば「スピード」「くわせ」をオススメします
- ロングハリス(10cm等)という替え針が売っていますが、6cmより良いですか?
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DAIWA「スピード」、がまかつ「くわせ」タイプの針とロングハリスは相性が良い
詳細・補足事項
ロングハリスのメリット・デメリットですが、
アピール力や違和感なく餌をカワハギに食わせるという点は優れていますが、
その分、感度という点では短いハリスと比べて落ちます
- 集魚は付けたほうが良いですか?
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『集魚』と書かれている商品は、本当に『集魚』効果があるかわかりません
なんとなくつけるというのであれば、感度も下がりますので
初心者だと思ううちは、使わない方が良いと思います。詳細・補足事項
個人的な感覚で言えば、『集魚板』系のアイテムは、
『集魚』効果はカワハギについてはあまりないと考えています。
どちらかというと、仕掛けの操作や潮の流れに対応するといった目的で
つけたい時があります。
エサについて
- ボイル(茹で)あさりはだめですか?
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ボイルは、やめた方がいいです。
詳細・補足事項
ボイルで安いやつも売ってますよね
使いたくなる気持ちもわかりますが、自分の経験では
あまりボイル(茹で)あさりを使用してたくさん釣っている人はみたことないですね筆者の推測なのですが
茹でた時にアサリの成分が抜けてしまう、あるいは、変質してしまっているため
カワハギの食い気が落ちる点と、
茹でることであさりの身質が固くなり
針からの外れにくさ、餌の取られやすさ
といった点で不利になるのではないかと考えています。
- 餌はアサリ以外に良いものはありますか?
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基本は、やっぱり『あさり』
詳細・補足説明
『あさり』以外にも、『オキアミ』『エビの切り身』『しおから』『虫餌』・・・
などいろいろカワハギ釣りで使用されるものがあります。日のよってエビが大爆調といった話も聞きますが
やはり、『あさり』が一番安定して釣れるのではないでしょうか。ちなみに、堤防から釣る小さめのカワハギを釣る時は、
『あさり』より『虫餌(アオイソメなど)』の方が、
釣果が出たりするので、堤防カワハギの際には『虫餌』も用意しておくと良いかもしれません。
- あさりに塩をかける意味を教えてください
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あさりに塩をかけるのは、あさりの水分量を調整して
あさりを適切な硬さにする意味があると考えてます。詳細・補足事項
あさりに塩をかけることで水分があさりから抜けていきます。
また、あさりの周りには『ぬめり』がついている場合があります。
それらに塩をかけることで、水分量が減って身が固くなって小さくなります。
そして、『ぬめり』も落ち着きます。そうすることで、釣り人が餌のあさりを
針につけやすくすること
これが一番重要な点です。つまり、
『あさりに塩をかける』→『カワハギが釣れる』
のではなく
『あさりに塩をかける』→『あさりが固くなる』→『針にあさりが正しくつけられる』→『カワハギが釣れる』
という点が『あさりに塩をかける』意味として大きいと思います。
- アサリのサイズは小さいほうが良い?
-
針のサイズにあった『あさり』が良い
なので、『あさり』としては小さめがおすすめ詳細・補足事項
まず、『針のサイズ』という観点からだと、
餌のあさりのサイズによって針のサイズを合わせた方が良いです。
餌のあさりが大きいのに、無理して小さい針を使っても釣果に繋がりません。
餌が大きいなと思ったら針サイズも合わせてみると良いのではないでしょうか。次に、『餌のアピール』という観点からだと
餌は基本デカければデカいだけ良いという考え方です。
『アオヤギ』といった大きい貝を使用するとカワハギはとっても寄ってきます
ただ、カワハギの口は小さくて口に入らない餌は啄む様に捕食しますので
やはり、餌だけ取られるといった形になってしまうでしょうなので、カワハギの口に入りやすく
カワハギ針に合っているサイズのあさりが一番使いやすいのです。
そうなると、やはり市販されている『あさり』の中では、
『小ぶり』というサイズになると思います。
釣り方について
- 釣れない時間帯があります。どうすればよいですか?
-
いろいろな釣り方を学んで、引き出しを増やしていきましょう。
詳細・補足説明
潮の流れや、潮先、潮ケツの関係であまりあたりが出なかったり、
餌が取られない時間帯がどうしてもあります。その時には、圧倒的にいろいろな釣り方の引き出しがあった方が有利です。
釣り方を変えてみましょう。
釣り方を変えるというのは、単に集魚板といったアイテムをつけてみる。
といったことではなく、キャストしてみたり
宙の釣りであったり、寝かせてみたり、仕掛けの誘いを変えてみたりといった
釣り方の引き出しを増やすということです。また、もし見える範囲に釣れている人がいるのならば、
その釣れている人を観察するということもとっても大事なことです。
- 外道の回避方法はありますか?
-
ある魚種もいる
補足・詳細説明
カワハギ釣りの外道としてよく出てくるのは、
『トラギス』『サバフグ』『キタマクラ』『ベラ』
あたりでしょうか。『トラギス』については、
基本砂地の底にいるので、仕掛けを寝かせたりした場合、
トラギスにやられやすいです。
仕掛けを寝かせない、浮かせる、逆さ仕掛けにして
オモリと一番下の針の距離をあけるといった方法があります。
また、『トラギス』のあたりは、わかりやすいので
もし、慣れてきたら一番下の針にトラギスが付いてしまっても、
気にせずにそのまま釣りを継続するのもありです。『サバフグ』といったフグ系は
特に光り物に寄ってくることが多いです。
もし、仕掛けに『集魚板』『花火』といった装飾が付いていたら
外してあげることで被害が減る場合があります。『キタマクラ』『ベラ』あたりは、
岩礁地帯に多くいる印象です。
釣りのポイント自体は釣り人が、決めることができないので
この辺りの外道が多い時は移動してくれることを願うしかないですが、
この外道の種類が多いところは、カワハギもいることが多いので悩ましいところです。
ロッド・リール(ライン)
- オススメのリールはありますか?
-
軽量でハイギアの両軸リール一択です
カワハギ釣り上級者に多いのは、
DAIWAのアドミラ、SHIMANOのスティーレ、ステファーノ
あたりがおすすめです。