どうも、こんにちは
ふっつのひとです

今回は釣り道具についてです
突然ですが、釣り人のみなさん、
堤防や陸っぱりの釣りでは道具の持ち運び、どうしていますか?

筆者は、持ち運びが楽なように最小限の道具で釣行に行ってみたり、
コンパクトな道具を揃えたり、
アウトドア用のキャリーカートを買ってみたりいろいろ試しました。

ただ、やっぱり堤防の釣りは、荷物が多くなりがちです。
単純に魚と氷が入ったクーラーボックスだけでも、
そこそこの重さがありますからね。

そこにプラスして釣り場まで、
駐車場から距離があると、なかなか辛いものがありますよね

そんなことで、今回筆者は釣りライフを充実させるために
背負子に注目して考えていきたいと思います

背負子とは

今回『背負子』に注目した経緯ですが、
やっぱり、重いものは背負ってしまうことで、
格段に歩きやすいですし、
両手が自由に使えるのは結構助かります。

あまり周りに使っている人がいなかったので、思い至らなかったのですが
実は釣り用の『背負子』自体ジャンルとしてはあるようですね

念の為、ここでは『背負子』とはということで説明をしておきます。

背負子とは

背負子(しょいこ)は、荷物を背中に担いで運ぶための道具です。一般的には木や竹、金属などのフレームと、荷物を固定するための紐やベルトで構成されています。登山や農作業、山間部での生活などで利用され、重い荷物を安定して運ぶことができるため、体への負担を軽減する効果があります。背負子は、日本の伝統的な搬送具であり、特に山間地域の生活や文化に深く根付いています。

背負子の利便性

  • 両手が自由になる
    背負子を使用することで、道具を背中に固定できるため、両手が自由になります。
    これにより、急な斜面や岩場を安全に歩くことができ、バランスを崩しにくくなります。
  • 道具を一度に運べる
    釣り竿、クーラーボックス、エサ箱などの複数のアイテムを一度に運ぶことができるため、効率的に釣り場に到着できます。

背負子のメリット

  • 荷物の重量分散
    背中全体で荷物を支える設計のため、重量が均等に分散され、
    体への負担が軽減されます。特に長時間の歩行や長距離の移動で効果を発揮します。
  • 安全性の向上
    背負子を使うことで、両手が空くため、転倒や滑落のリスクが減少します。
    特に渓流や岩場での釣りでは、安全性が大きなメリットです。
  • 長距離の釣行に最適
    ャンプを伴う釣りや、山奥への釣行など、長距離を移動する際に非常に便利です。
    道具をまとめて持ち運ぶことで、移動の回数を減らし、疲労を軽減できます。
  • 収納力の高さ
    釣り道具だけでなく、予備の服や食料、飲料水なども収納できるため、
    長時間の釣りでも安心して過ごせます。

背負子のデメリット

  • 重さと体への負担
    背負子自体の重量があるため、荷物が増えると全体の重量がかなりのものになります。
    長時間背負うと肩や背中への負担が大きくなる場合があります。
  • 取り回しの不便さ
    釣り場に到着後、背負子を外してから道具を取り出す必要があるため、
    頻繁に道具を交換する釣りスタイルには向かない場合があります。
  • 価格とメンテナンス
    高品質な背負子はそれなりの価格がすることが多く、定期的なメンテナンスや保管方法も考慮する必要があります。
    特に防水性のある素材の場合、泥や水にさらされた後のケアが大切です。
  • 場所の制約
    狭い釣り場や足場が悪い場所では、背負子がかえって邪魔になることがあります。
    スペースが限られている場所では、荷物の置き場所を確保するのが難しくなることもあります。

今回購入した『背負子』

これまでいくつかポイントを説明してきましたが、
メリットの両手があくこと、比較的重量がある荷物も背中に
背負うことで安定して荷物を運搬することができることです。

ということで今回釣り道具として、
釣り用の背負子を買ってみることにしました。

いろいろ、釣り用の背負子を探してみていたのですが
今回はそこそこ大型の荷物を取り付けることを想定して
フレームは金属製荷締め用のベルトがついているものを選んでいこうと思います。

また、金属製フレームでは『アルミフレーム』と『ステンレス』の製品があります。

アルミフレーム』は、『ステンレス』フレームより軽くて、
価格もお手頃ですが、最大積載重量が低いかんじになっています。

今回は積み込む釣具のことを考えるとそこまで頑丈なものは必要ないと思いますので
『アルミフレーム』の『背負子』を買ってみることにしました。

[Prox] アルミバックパックフレーム 背負子 ブラック

[Prox] アルミバックパックフレーム 背負子 ブラック

4,796円(12/12 13:03時点)
Amazonの情報を掲載しています

到着

商品到着!

今回購入した商品は、
PROX(プロックス)の『アルミバックパックフレーム』、Lサイズです

↓商品の詳細はこちら

PROX アルミバックパックフレーム 商品ページへのリンク

到着した商品を見ていきましょう!

サイズ感を知るためにお試しで、
DAIWA(ダイワ)のクールラインα1000(10Lサイズ)を乗っけてみます。

『背負子』の底面は、おおよそ、奥行きが27cm横幅が38.5cmといったところです
10Lクーラーボックスが、ピッタリのサイズ感。

ただし、『背負子』の底面は、
フレームだけなので、カドがフレームの内側に入り込んでしまって、
微妙に安定しませんでした・・・。
底面は、フレームだけなので仕方ないのかもしれないですが・・・。

次に、堤防釣りでは結構使うことが多い
15Lサイズのクーラーボックスを試してみました。

このサイズが、持ってくと、なかなか重いなと感じるサイズです。

もう、明らかにハミ出ていますね。
安定性も最悪です。

また、付属の『荷締めバンド』だと長さが足りないのも問題です。
不安定さの原因には、
横幅がクーラーボックスのほうが大きいので、
横揺れしてしまうのも、問題ですね。

ただ、補足しておきますと、
これはPROXの『アルミバックパックフレーム』が悪い、というわけではありません。

PROXの『アルミバックパックフレーム』は、製品情報に、
フレームの寸法内の荷物を固定できるということが書かれています。
なので、寸法的に、
15Lクーラーボックスがはみ出て、固定できないのは当たり前です。

ふっつのひと

今回この『背負子』を買った時点で寸法等は出ていましたので、
この結果はわかっていました。
ただ、ラインナップが充実しているジャンルではないため
15Lクーラーボックスが収まるサイズの『背負子』で
良さそうなものが見つかりませんでした。

ということで、今回はDIY回です。
最大で15Lサイズのクーラーボックスが固定できるように、
PROXの『アルミバックパックフレーム』を、補強していきたいと思います。

改造開始

では、買い出しに行ってきましょう
まずは、必須で使うものとして

  • 木材
  • ロックタイ(結束バンド)
  • 荷締めバンド
  • 紙やすり

これぐらいでしょうか

  • ペンキ
  • ハケ

これらは必須ではないですが、
せっかくなんで、おしゃれに塗装していきたいと思って買ってきました。

あとその他工具類でこの辺を使っていきます

  • ドリル、のこぎり、スケール、定規、作業台、新聞紙・・・

寸法確認

次に補強する材料の寸法を決めていきます。
今回は『背負子』に乗せようとしている最大の大きさの、
15Lのクーラーボックスを参考していきます。

筆者が使用している15Lクーラーボックスは
DAIWAの『クールラインα』シリーズの初期型15Lです。

寸法を測ったら横幅が45cm奥行きが28.5cmでした。

底の板材は50cm×30cmぐらいの物があれば良さそうです

背中側のフレームは背負いやすいように、
荷物側にカーブしている作りになっています。
が、当然、荷物側の安定度は下がってしまいます

今回は自分の背中側のクッション性より
荷物の安定度を優先していくことにしました。

背中側のフレームとフレームの間に、
板材を取り付けていこうと思います。

買い出し

いつもお世話になってます
カインズホームさん

板材を探していたところ、
ちょうど背負子の底材に
よさそうな板材がありました。

厚み18mm、60cm×30cmの板材ですね
底を補強するのは、この板材にしていきます。

次に背中側に入れる板材を探していきます。

ちょうどよさそうな板材がありました。

寸法は、厚さ1.5cm、長さ100cm、幅12cmです。
これなら幅14cm以内に収まりますし、長さも100cmなので
50cmなら、1本で2枚取れます。

今回板材と背負子のフレームとの接続は、
ロックタイを使用していきます。

そこまで重いものを乗せるわけでもないので強度はそこまで必要ないですし、
なにより簡単にあつかうことができます。

屋外用で大きめのサイズのものを選びました。

次に、荷物を固定するための、荷締めバンドの長さが、
背負子に付いている標準の物だと、長さが足りなくなるため、
別で荷締めバンドを購入していきます。

クーラーボックスの外周はおおよそ、横45cm、奥行き30cmです。
カインズには、2m、4m、6mのラインナップがありましたが、
今回は2mを2本買っていきます。

あとは、木材を加工するので、『紙やすり』と
塗装用に『ペンキ』と『ハケ』を買って帰ります。

加工開始

購入してきた木材は目的の寸法に近しいものがありましたので、
加工は少な目です。

背負子の底に設置する板材を、
60cm×30cm → 50cm×30cm

背中側に取り付ける板材
100cm×12cm → 50cm×12cmの2枚
加工していきます。

最後には木材のバリを取るために、紙やすりをかけておきましょう。

時間がかかりますが、やっぱ塗装しておくと出来上がったときに、
見栄えがいいですからね。

ここは好きな色で塗っていきます。

塗装が終わった板材と背負子のフレームがあたる位置に、
ロックタイを通す穴をあけていきます。

組み立て工程へ

組み立て工程です。
背中側の板材は1枚あたり4箇所ロックタイを通して固定していきます
底板も同じで4点で固定していきます。

中心をとって左右のバランスをとってやっていきますが、
まあロックタイで締め付けるので多少ずれがあっても大丈夫です。

そんなこんなで、板材の固定完了です。

試しに、背負ってみましたが、不安定さもなく
しっかりと固定することが出来ました。

荷締め紐の長さも、ちょうどよいですね。

かかった費用メモ

今回使用した物の
費用についてまとめておきます。(税込、2024/9/12 時点)

  • Prox アルミバックパックフレーム 背負子 ¥5,986
  • 底用木材×1枚 ¥1,180
  • 背中用板材×2枚 ¥896
  • ロックタイ ¥548
  • 荷締めベルト×2本 ¥796
  • 紙やすり ¥40
  • ペンキ ¥980
  • ハケ ¥198

合計 10,624円

で、完成することができました。

まとめ

今回はおかっぱりの釣り用に便利なツールとして
背負子を考えてきました。

釣り用の背負子は、特に道具が多くなる釣りや、
険しい地形へのアプローチが必要な釣り場で、
その利便性を大いに発揮できるものです。

今回、筆者が通販で購入した背負子は便利でしたが、
実際の使用シーンに合わせて、すこし手を入れることで、
さらに使いやすくなりました。
木材とロックタイを使用して、荷物の固定力と安定性を向上させた結果、
大きな荷物でも、しっかりと固定できるようになりました。

改造は一見難しそうに思えますが、
少しの工夫で、自分に合った釣り道具を作ることが出来ます。

次回の釣行では、この改造した背負子を実際に使用して、
実際に使用してみた感想や改善点についても、
また共有できればと思います。

釣りをより楽しく、快適にするための工夫として、
皆さんもぜひ自分だけの釣り道具のカスタマイズに
挑戦してみてはいかがでしょうか?

それでは、また次回のBLOGもよろしくお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA