オリジナル集魚板を作ろう!カワハギ釣りがもっと楽しくなる方法
はじめに
カワハギ釣りはその奥深さと楽しさから、多くの釣り人に愛されています。
その中で「集魚板」や「集寄」と呼ばれるアイテムは、カワハギを効率的に寄せるために重要な役割を果たします。
市販の集魚板も手軽で便利ですが、自分で作ることでさらにカスタマイズ性や愛着が生まれます。
今回のブログでは、オリジナルの集魚板を自作する楽しさや方法についてご紹介します。
作り方は意外とシンプルで、釣り人のアイデア次第でいくらでも工夫が可能です。
自作ならではの利点を活かして、あなたのカワハギ釣りをもっと楽しく、そして効果的にしてみませんか?
それでは、集魚板の魅力と自作の方法を順番に解説していきます!
市販されている集魚板の例を見てみよう
市販されている集魚板の例としてDAIWAの「カワハギピラピラ集寄」を見ていきたいと思います。
集魚板といえば、市販されている多くの製品があり、その中でも特に注目したいのが「DAIWA カワハギピラピラ集寄」。
この製品は、以下のような特徴を持っています。
特徴
- アワビ&ホログラムシート
アワビとホログラムによるフラッシング効果で、カワハギに強力にアピールします。光の反射で魚を誘うため、特に視覚効果が重要な釣り場で威力を発揮します。 - スナップ式連結システム
水深や潮速に応じて、ブレードの枚数や号数を簡単に調整可能。さらに、連結穴を変えることで「縦・横・斜め」の組み合わせを自由に設定でき、最適な潮受けパターンを選ぶことができます。 - 重さの識別が簡単
カラーで号数がわかる設計で、ブルー(0.75号)、シルバー(1号)、イエロー(1.5号)、レッド(2号)といったように色分けされています。
カワハギの集魚板(集寄)には、魚にアピールする効果、仕掛けの潮受けをよくする効果、中おもりとしての効果の3つの要素があることがわかります。
これらの効果を活かすため、市販品は十分に練られた設計となっています。
一方で、自作する理由は価格面だけではありません。
これらの効果や要素を自分オリジナルでカスタマイズしたいという方にとって、自作は非常に魅力的な選択肢となります。
好みの形状や素材を取り入れたオリジナルの集魚板を作ることで、より釣りの楽しみが広がります。
「自作集魚板」に必要な材料と道具
自作の集魚板(集寄)は、市販品では得られないオリジナリティやカスタマイズ性が魅力です。
今回、筆者が挑戦するのは、金属シートを使った本格的な自作集魚板の製作。
そのため、必要な材料や道具を以下に整理しました。
必要に応じて+αの装飾アイテムも準備すると、より自分らしい集魚板を作れます!
基本材料
金属シート
集魚板の土台となる金属素材です。今回はお試しに以下の種類を用意しました。
- ステンレス(0.3mm、0.1mm)
- アルミ(0.3mm)
- 真鍮(0.3mm)
それぞれの金属に関する一般的な特徴は以下の通りです。
ステンレス
サビに強く耐久性が高いですが、加工には少し力が必要です。
薄いもの(0.1mm)は軽量で取り回しやすく、厚いもの(0.3mm)は安定性があります。
アルミ
非常に軽くて柔らかいため、初心者でも加工しやすい素材です。
ただし耐久性はやや劣ります。
真鍮
独特の黄金色があり、視覚的なアピールが強いのが特徴。
加工のしやすさと適度な硬さが魅力ですが、ややサビに弱い点があります。
素材によって加工のしやすさやアピール効果が異なるため、作りたい集魚板の用途やデザインに合わせて選びましょう。
ダブルスナップ
集魚板を仕掛けに取り付けるための重要な部品です。
今回は、軽さを重視したのでNTスイベルのダブルスナップ付タルの#16を使用します。
必須道具
鉄床&金槌
金属板を平らにするための基本ツールです。
金属板は加工中に曲がりやすく、曲がった状態を直すのはかなり難しいため、このセットがあると非常に便利です。
また、大きな曲がりや大きなバリを叩きつぶすことで、平坦に整えるだけでなく、鋭い突起やトゲを効率的に除去できるため、安全性も高まります。
これにより、次の加工工程がスムーズになります。
金属切断用ハサミ、またはニブリングツール(金属カッター)
金属切断用ハサミ
薄い金属板の直線的な切断に適しています。
操作がシンプルで、アルミや真鍮などの柔らかい金属の作業に便利です。
手軽に使えるので、初心者でも扱いやすい道具です。
ニブリングツール(金属カッター)
曲線や細かい形状を切り抜く作業に最適です。
工具自体が金属を小さく切り抜く仕組みのため、自由度の高い加工が可能で、複雑な形状を作る際に大活躍します。
ポイント
今回のような薄い金属板の加工では、作業内容に応じて道具を使い分けるのがおすすめです。
直線が多い場合は金属切断用ハサミ、曲線や複雑な形状を作りたい場合にはニブリングツールを使うと効率的です。
どちらも用意しておくと、より幅広い加工が可能になります。
ただ、今回の四角い金属板を切り出す作業だけの場合、「金属切断用ハサミ」のほうが使いやすいと思います。
電動ドライバー+ドリルビット
金属板に穴を開けるための基本的な道具です。
ドリルビットを電動ドライバーに取り付けて使用します。
使用する金属板の材質や厚みに対応したドリルビットを選ぶことが重要で、特にステンレスや真鍮のような硬い素材には専用のビットが適しています。
今回は、3.2mmのドリルビットを使用しました。
作業補助のための道具
あて木
金属板にドリルで穴を開ける際や、加工中の金属を安定させるために下に敷く道具です。
特に、作業時に金属板が滑ったり、テーブルに傷がつかないようにするために使用します。
ドリルで穴を開けるときは、あて木があると作業がスムーズになり、安全性も向上します。
筆者自身は、特に新しく購入することなく、自宅にあった端材をあて木として活用しています。DIYや釣り道具作りでは、使い終わった木材の切れ端などを再利用するのもおすすめです。
クランプ
金属板を固定するために使用する道具です。
特に、ドリルで穴を開ける際に金属板が動いてしまうと非常に危険なため、クランプを使ってしっかりと固定することが重要です。
クランプにはいくつか種類があります。
従来の金属製でネジを回してしっかりと固定するタイプは、高い強度があり、しっかり固定する作業に適しています。
一方で、最近は「クイッククランプ」と呼ばれる片手で簡単に固定できる便利なタイプも登場しています。
今回は、手軽さを重視してクイッククランプを使用しました。
このタイプは操作が簡単で、作業効率を高めることができますが、従来の金属製クランプと比較して固定力がやや劣る場合もあります。
作業内容や金属板の厚み、作業台の環境に応じて適したクランプを選びましょう。
カッターマット
作業台を保護するために敷く道具です。
金属板の切断や穴あけ作業では、テーブルを傷つけたり汚したりするのを防ぎ、滑り止め効果で作業が安定します。
また、飛び散る金属片をキャッチするので掃除が楽になります。
作業スペースに合ったサイズを選ぶと便利です。
テーブルを傷つけないためにも、必ず用意しておきましょう。
マーカー&定規
金属板に切断ラインや穴あけ位置を描くために使用します。
マーカーは金属に描ける油性タイプ、定規は金属製のものが便利です。
正確なラインを引いて作業ミスを防ぎましょう。
ポンチ
金属板に穴を開ける際、ドリルビットが滑らないように目印をつけるための工具です。
使用する際はポンチで軽く叩いて、正確な位置にくぼみを作ります。
これにより、穴開け作業がスムーズになります。
ドリルオイル
金属板に穴を開ける際、ドリルビットをスムーズに動かすための潤滑油です。
摩擦を軽減し、熱によるドリルビットの摩耗を防ぐ役割を果たします。
また、掘削中に出る金属片が飛び散るのを抑える効果もあります。
このため、作業環境が安全になるだけでなく、仕上がりの精度も向上します。
今回の作業では、少量をポンチで作ったくぼみやドリルビット先端に垂らして使用します。
扱いやすいボトルタイプのドリルオイルを用意すると便利です。
安全対策道具
安全第一!作業時に役立つ防護アイテムとして、以下の道具を用意しましょう。
防塵ゴーグル
金属を切断したり穴を開ける作業では、細かい金属片が飛び散ります。
これが目に入ると大変危険です。
防塵ゴーグルは作業中の目を保護するための必須アイテムです。
顔にフィットするタイプを選ぶと隙間からの侵入も防げます。
グローブ(作業用グローブ)
金属板を扱う際には、エッジやバリで手を切るリスクが高まります。
そのため、耐切創性のある作業用グローブを使用しましょう。
特に金属を切断する作業やドリル作業の際には必須です。
滑り止め加工のあるものを選べば、金属板をしっかり保持できて安心です。
グローブ(使い捨てゴム手袋)
仕上げの段階で液体を使用する作業や、金属を磨く際には使い捨てのゴム手袋(メカニック用)が便利です。
液体や研磨剤を直接触るのを防ぎ、手を汚さずに作業できます。
1回ごとに交換できるため衛生面でも優れています。
仕上げ用道具
金属やすり
仕上げの第一歩は、切断や穴開けの際にできたバリや鋭いエッジを滑らかに整えることです。
平たいものだけでなく、円柱型や細い部分を磨ける形状のやすりがセットになった商品を選ぶと、より便利です。
特に掘削した穴の内側は、円柱型のやすりでとげを取り除くと仕上がりが良くなります。
また、「プロクソン(PROXXON) ミニルーター」のような電動工具を使用すると、やすりがけが効率的に行えます。
電動工具は時間短縮にもなり、特に複数の集魚板を作る場合に非常に便利です。
金属磨き・研磨剤
金属やすりで表面を整えた後は、金属磨きや研磨剤を使用して表面の艶を出し、小さな傷を目立たなくします。
仕上がりの見た目を良くするだけでなく、サビ防止にも役立ちます。
今回は「ピカール金属磨き」を使って仕上げを行いました。
厚手の拭き取り用タオル
仕上げ作業で使用するタオルは、厚手でしっかりしたものが便利です。
研磨剤を塗布したり拭き取ったりする際に最適ですし、作業中に手や道具を拭くのにも使えます。
今回は「SCOTT プロショップタオル」を使用しましたが、同様に丈夫で使いやすい商品であれば代替可能です。
装飾を施したい場合の追加材料
自作の集魚板をさらに個性的にしたい場合、装飾を施すことで見た目の完成度を高めたり、実釣での視認性を向上させたりすることができます。
以下は、装飾に役立つ追加材料のリストと、それぞれの使い方です。
プライマー(下地処理剤)
塗料を金属表面にしっかり定着させるための下地処理剤です。
今回使用したのはミッチャクロン マルチという製品です。
このプライマーは金属、プラスチックなどのさまざまな素材に対応しており、安定した密着性が得られます。
また、スプレータイプが販売されており、手軽に均一に塗布できるため、DIY作業には特におすすめです。
スプレー式なら広い面積でもスムーズに作業が進み、作業時間を短縮できます。
クリアカラー(好きな色)
金属板に鮮やかな色を付けたい場合に使用します。
クリアカラーは透明感のある塗装が可能で、金属の質感を活かしつつカラーリングを楽しめます。
その他の装飾用塗料
通常のクリアカラー以外にも、釣り用に特化した特殊な塗料が販売されている。これらを活用することで、さらにアピール力を高めることが可能だ。
- 蛍光塗料:紫外線や光を吸収し、明るく発光する塗料。曇天時や深場での視認性を向上させる効果が期待できる。
- ケイムラコート塗料:紫外線を受けると発光する特殊塗料。特に深場や濁りのある水域での集魚効果が高いとされている。
これらの塗料を使うことで、金属の質感を活かしつつ、光の演出を加えることができる。釣り場の環境やターゲットの特性に応じて、適切な塗料を選ぶのも面白いポイントだ。
クリアコート(塗装保護用)
塗装後の表面を保護するために使用します。
クリアコートを施すことで、塗装が剥がれにくくなり、耐久性が向上します。
また、水や汚れから金属板を保護する効果もあります。
クリアコーティングにはさまざまな種類がありますが、塗装などで少量しか使用しない場合は スプレータイプ のものが手軽でおすすめです。
特に ウレタンクリア は、車のコーティングにも使用される耐久性の高いタイプで、オススメです。
塗装用の筆
塗装の際に塗料を塗り広げるための道具です。
ただし、下地処理剤(プライマー)やカラー塗料、クリア塗料をスプレータイプで使用する場合は、筆は不要です。
スプレー塗装では、ムラなく均一に塗れるため、筆を使う必要がありません。
装飾用シール
ホログラムシートやアワビシートなど、集魚効果を高める装飾用のシールを貼ることで、実釣時のアピール力を向上させることができます。
シールはカットして自由な形に加工することも可能です。
掃除道具
作業が終わった後は、しっかりと片付けをすることも大切です。
特に金属加工では、小さな削りカスや切断片が飛び散ることが多く、安全確保のためにも掃除は欠かせません。
また、加工中に使用した油や研磨剤の跡を拭き取る作業も重要です。
以下の道具を準備しておくと便利です。
ほうき&ちりとり
削りカスや切断片をしっかりと掃き取るために使用します。
掃除機
細かい金属粉や削りカスを吸い取る際に便利です。
アルコールウェットティッシュ
研磨剤やドリルオイル、クリアカラーの塗料跡を拭き取る際に便利です。
作業手順:オリジナル集魚板を作る方法
1.金属板を切り出す
作りたい集魚板のサイズや形を、マーカーと定規を使って金属板に描き込みます。
今回は高さ3cm、横2.5cmのサイズで切り出していきます。
描いた線に沿って、金属切断用ハサミまたはニブリングツールで切り出します。
四隅は尖っていると手を傷つけたり、ラインに引っかかる原因になります。
ニブリングツールや金属切断用ハサミで四隅を斜めに小さくカットし、滑らかに整えましょう。
2.穴を開ける
クランプで金属板をあて木にしっかり固定します。
ポンチを使って穴を開けたい位置に印を付け、ドリルビットが滑らないよう準備します。
ドリルオイルを使い、金属板の過熱を防ぎましょう。
ドリルビットを装着した電動ドライバーで金属板に穴を開けます。
3.エッジの処理
金属板の切断や穴開けで生じた歪みや大きなバリを、金床と金槌で修正します。
次に、金属やすりやミニルーターでエッジや穴の内側を丁寧に整えます。
目の保護でゴーグルも忘れずに装着しましょう。
金属別の重さ比較(切り出しサイズ:3cm×2.5cm)
以下は、今回使用した4種類の金属素材について、1枚あたりの重さを比較した表です。
全ての金属板は3cm×2.5cmに切り出しています。
目安として参考にしてみてください。
金属素材 | 厚み | 重さ |
---|---|---|
ステンレス | 0.1mm | 0.6g |
ステンレス | 0.3mm | 1.8g |
アルミ | 0.3mm | 0.7g |
真鍮 | 0.3mm | 2.0g |
4.表面を整える
金属磨き・研磨剤を使用して、表面の汚れや傷を取り除きます。
SCOTT プロショップタオルなどを使って研磨剤を拭き取り、光沢が出るまで磨き上げます。
5.装飾を施す(オプション)
塗装する場合
プライマーを塗布する前に、アルコールティッシュを使用して金属表面の汚れや油分をしっかり拭き取ります。
その後、プライマーを塗布して乾燥させます。
好みのクリアカラーで色を付け、さらにクリアで仕上げます。
装飾用シールを使用する場合
塗装を行わない場合は、アルコールティッシュで金属表面の汚れを拭き取ります。
その後、好みの装飾用シールを貼り付けてデザインを完成させます。
最後に、コーティングを行うことでシールの耐久性を高めます。今回はコーティングを簡単にするため、マニキュアのトップコートを使用して仕上げました。これにより、シールの剥がれを防ぎつつ、光沢感もプラスされます。
6.ダブルスナップを取り付けて完成!
作成した集魚板にダブルスナップを取り付けます。これにより、仕掛けへの接続が簡単になります。
完成した集魚板を仕掛けに取り付けた際の使い心地や、エッジの滑らかさを最終チェックします。
これでオリジナル集魚板が完成です!
作成した7種類のオリジナル集魚板の紹介
それぞれの金属や装飾方法によって異なる特徴を持つ、7種類のオリジナル集魚板を作成しました。ここでは、それぞれの素材や加工方法について簡単に紹介します。
1. ステンレス0.1mm
極薄のステンレスシートを使用。
市販品ではなかなか見かけないほどの薄さで作成した、こだわりの一品。
耐久性については実際に使用してみないと判断できないが、極限まで薄い素材で作ったことで、水中での動きがどのように変わるのかが楽しみなところ。
また、素材が薄いため切り出しも比較的簡単で、曲がりも少なく加工できたのがポイント。
ステンレス特有の鏡面仕上げがしっかりと残っており、シンプルながらも美しい仕上がりとなった。
使用感を試すのが待ち遠しい集魚板のひとつ。
2. ステンレス0.3mm
0.1mmに比べて厚みがあり、丈夫で耐久性が大幅に向上。
そこそこの重量感もあるため、水中での安定性が高く、おそらく金属板自体が破損することはないと考えられる。
加工の際に金槌でしっかり叩いたことで、表面には無骨な質感が残り、自作らしさが際立つ仕上がりに。
シンプルながらもタフな集魚板が完成し、長く使える相棒になりそうな一品。
3. アルミ0.3mm
軽量で加工しやすく、カットや穴開けの作業がスムーズに進んだ。
金属の中でも比重が低く、今回使用した0.1mmのステンレスと同クラスの重量で、より自然に潮に馴染む可能性がある。
元の板の質感もあるが、ステンレスのような鏡面仕上げにはならず、若干くすんだ質感に。
柔らかい素材なので加工中も変形しやすく、使用しているうちに曲がってしまう可能性も考えられる。
耐久性については実際に使ってみないと分からないが、その点も含めて今後の検証が楽しみな一品。
4. 真鍮0.3mm
金属板の素材を探している中で見つけ、試しに使ってみようと思い購入した一品。
加工してみると非常に柔らかく、カットや穴開けはスムーズだったものの、変形しやすい印象を受けた。
最大の特徴はなんといってもゴールドの輝き。
ステンレスやアルミとは違い、独特の高級感のある鏡面ゴールドが美しく、視認性の高さにも期待できる。
また、重量はそこそこあり、水中でもしっかり沈みやすいはず。
真鍮は時間とともに酸化し、風合いが変わるのも特徴のひとつ。
実釣での使用感に加え、使い込んだあとの経年変化も含めてどうなるのか、今後の検証が楽しみな素材だ。
5. 真鍮0.3mm+蛍光塗料
金属素材のアピール力を上げる方法として、市販の集魚プレートや塗装済みの製品も多くあるが、今回はシンプルに真鍮板に蛍光塗料を塗布する方法を選択。
蛍光塗料ならではの視認性の高さと、光を反射しやすい真鍮の組み合わせによるアピール力に期待している。
ベースのゴールドカラーに蛍光塗料をプラスすることで、光量が少ない深場や濁りのある状況でも目立ちやすくなるはず。
塗装がどれくらい持つのか、実際の使用でどの程度効果を発揮するのか、実釣での検証が楽しみな仕上がりになった。
6. アルミ0.3mm+グリーンクリアカラー
アルミの軽さと柔軟性を活かしつつ、グリーンクリアカラーで装飾を施した一品。
金属そのものの光沢を活かしながらも、クリアカラーによる色味が加わることで、単なる反射だけではなく視認性の向上も期待できる。
グリーンはカワハギ釣りでも人気の高いカラーなので、魚へのアピール力にどの程度影響を与えるのか試してみたいところ。
ただ、今回は塗装工程で少しムラが出てしまい、仕上がりが思ったよりも荒くなってしまった。
今後、より綺麗に仕上げるための手順を再確認しながら改良していく予定。
7. ステンレス0.1mm+ホロシール
ステンレス0.1mmの極薄素材を活かしつつ、ホログラムシールを貼り付けてアピール力を強化したモデル。
光の反射によるフラッシング効果で、視覚的に魚へ強くアピールできる仕様となっている。
作成方法としては、切り出した金属板にホログラムシールを貼り付け、上からトップコートでコーティングするだけなので比較的簡単に仕上げることができた。
今回は釣り専用品のホログラムシールを使用したため、光の輝きや反射の強さもかなり良い感じになった。
シールの種類を変えることで、さまざまなバリエーションを作ることができるのも魅力。
今後、他のカラーパターンやシールの種類を試しながら、自分好みの集魚板を増やしていくのも面白そうだ。
今回は、異なる素材や装飾を組み合わせて集魚板を作成しました。
今後、これらを実際に使用し、どのタイプがどのように釣行に影響を与えるのか検証する予定です。
まとめと今後の予定
今回の記事では カワハギ釣り用のオリジナル集魚板を自作 し、そのプロセスやポイントを詳しく紹介しました。市販品にはない 自分だけのこだわりを反映できる のが自作の魅力です。
今回のまとめ
- 集魚板には「金属の種類」「重さ」「装飾」による違い があり、それぞれの特徴を理解することが重要。
- 7種類のオリジナル集魚板を作成!
ステンレス、アルミ、真鍮を使用し、それぞれに異なる特徴を持たせた。 - 自作のメリットは「自由度の高さ」
好みの形状や重量、装飾をカスタマイズできるので、自分の釣りスタイルに合ったものを作れる。
今後の予定
- 実釣での使用テスト!
実際に釣り場で各集魚板を試し、カワハギへのアピール力や潮受けの違いを確認。 - さらなる改良の可能性!
実際に使ってみた結果をもとに、形状や装飾、素材の工夫をさらに追求。
今回の自作記事が 「自分だけの集魚板を作ってみたい!」 という方の参考になれば嬉しいです。
今後、 実釣レポートや改良版の紹介 も予定しているので、ぜひチェックしてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🎣
自作の楽しさや可能性を少しでも感じてもらえたなら嬉しいです。
今後も釣りをもっと楽しむための情報を発信していくので、ぜひまた読みに来てください!