どうも、こんにちは
『ふっつのひと』です

今回のBLOGでは筆者が普段から利用しているDAIWA製の
自動膨張式ライフジャケットのボンベ交換作業をしていこうかと思います

同じ様に交換作業を行おうとしている方向けに
わかりやすく書いていこうと思いますのでよろしくお願いします

ライフジャケットの現状

今回ボンベ交換を行おうとしている筆者のライフジャケットは
DAIWA製の腰巻きタイプの『DF-2709自動膨張式ライフジャケット』

先日の釣行にて手動膨張の引き手を引っ掛けてしまい
見事に作動させてしまいました

今回は誤って作動させてしまったライフジャケットを元に戻していきたいと思います

費用と交換パーツ

今回誤って膨張させてしまいましたが、
水をつけて自動で膨張してしまったライフジャケットの交換も手順も
同じですので参考にしていただければと思います

膨張させてしまったライフジャケットは交換用のボンベを購入して
交換することで再度ライフジャケットを使用することができます

なので、必要なものは『交換用ボンベ』のみということになります

交換用ボンベとして適合するボンベの種類はDAIWA製品であれば
DAIWA公式のパーツ検索サイトで調べることで型番を確認することができますので
利用してみましょう

今回筆者のライフジャケットを調べたところ交換用のボンベは
『ボンベセット/16HR-6FKIT』という型番のようでした
取り寄せでも良かったのですがネット通販でも取り扱いがあるようでしたので
今回は手っ取り早く通販で購入することにしました

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筆者が購入した時点では、2300円でしたので
膨張してしまったライフジャケットを直すには2300円ぐらいかかるということですね

交換作業

1.事前準備と注意事項

膨張してしまったライフジャケットを交換用ボンベを使って
元に戻していく作業をする前に、以下の2点について注意してください

  1. 交換用ボンベを用意する(型番間違いにご注意を)
  2. 浸水した場合は、良く乾かしてから作業しましょう

1.交換用ボンベを用意する(型番間違いにご注意を)

交換用ボンベを事前に購入して用意しておきましょう
交換用ボンベの探し方は前のセクションに記載してありますので
DAIWA製品であればパーツ検索サイトを使用する等して
適合する交換用ボンベを事前に用意しておいてください

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2.浸水した場合は、良く乾かしてから作業しましょう

もし、ライフジャケットが浸水して膨張した場合
パーツ内部に水が残っている場合があります

水が残っている場合、交換用のボンベも誤って膨らんでしまう場合がありますので
説明書の『ハウジング』と書かれているパーツの内部の水気をとって
しっかりと乾燥させてから作業を行いましょう

また、もし塩水が入ってしまった場合は、
真水で洗ってからしっかり乾燥させましょう

水で洗う場合ですが、交換用ボンベを交換した後や
ボンベが作動する状態ではなく、取り外されている状態で作業をしてください

『インジケーター』部分のパーツを回して取ることで
『ハウジング』の内部が見ることができます

ここに水気が残ってないことを確認しましょう

2.エアー抜き

『事前準備と注意事項』の2点を確認して問題なければ
さっそく交換作業を進めていきましょう

まずは、膨張してしまった浮袋のエアーを抜いていきます
『空気注入口』のキャップをとって、中の逆流防止の弁を押し込むことでエアーを抜くことができます

また、エアーを抜く際の注意事項は書いてありますのでご注意ください

  • 排気する時には必ずキャップの裏側を差し込み、排気してください。
  • 指・棒・ペン等を差し込むと送気管内の弁が破損する恐れがあいます。
  • 排気後、吹き込み口内の逆止弁を軽く押してバネが動くことを確認してください。

ということです。
それでは、上記注意事項を守りながらエアーを抜いていきます

しっかりと、空気袋のエアーを折りたたみながら抜きつつ
エアー抜きの最後に逆止弁のバネを確認して戻ってくることを確認しました

最後にキャップをつけてこの作業は一旦終了です

3.使用済みボンベの取り外し

ここからの流れは交換用ボンベに付属していた手順書に沿って作業していきます
また、手順書についてはライフジャケット側にもついていますのでそちらでも確認ができました

上記の画像のように使用済みのボンベをネジを外す要領で外していきます
確認すると穴が空いているので使用済みであることがわかります

4.クリアキャップを外して、ボビン(スプール)の取り外し

次に、『クリアキャップ』を外していきます
画像の透明なプラスチックパーツのことですね

こちらもネジを外していく要領で外れますので外していきましょう

筆者のライフジャケットは浸水による膨張ではないため『インジケーター』部分の
色が緑色ですが、浸水によって膨張した場合
『インジケーター』赤色になっているはずです
どちらも交換手順は同じですのでそのまま進めてもらって大丈夫です

『クリアキャップ』を取り外したら、『ハウジング』の中にはいっている
『ボビン(スプール)』を取り出しましょう

こちらも、浸水によって膨張したものだと写真の『ボビン(スプール)』
外した『クリアキャップ』側にくっついていると思いますが
その場合も力を入れて抜く様に外してください

5.ハウジングまわりの洗浄

浸水によって膨張してしまったライフジャケットの場合は、
『ハウジング』『クリアキャップ』『インジケーター』部分に水気が残っていないこと
良く確認してください

注意書きにも書いてありますが水気が残っていると誤作動の原因になります
海水が入った場合はしっかりと真水で洗浄して
しっかりと乾燥させましょう

6.インジケータークリップの取り付け

ここからの作業は組み立てフェーズに入ります
購入した交換用ボンベの付属品を確認してください

ボンベ』『インジケータークリップ』『ボビン(スプール)があることを確認します

まずは、緑色のプラスチックパーツのインジケータークリップを取り付けます

筆者は手動レバーを引いて誤ってライフジャケットを作動させてしまいました
そのため、『手動レバー』の赤いパーツが剥き出しになっています

その状態から、緑色の『インジケータークリップ』を画像の様にはめ込みます

『インジケータークリップ』の取り付け作業はこれで終了です
あとは、後半の作業で、誤って手動の紐を引かないように注意してください

7.新しいボビン(スプール)の取り付け

付属していた黄色い丸いパーツで新しい『ボビン(スプール)』を取り付けていきます
筆者の場合は、浸水したことでライフジャケットが作動したわけではないので
古いものでも使えますがせっかくなので新品の『ボビン(スプール)』を取り付けていきます

新しい『ボビン(スプール)』『ハウジング』の中に入れていきます
向きは『ボビン(スプール)』白い面『ハウジング』をのぞいたときに見える様な向きで入れていきます
『ボビン(スプール)』は、向きが正しく合っていれば力を入れなくても入ります
そのため、うまく入らなくても力で押し込まない様に注意してください

8.インジケーター、クリアキャップの取り付け

『クリアキャップ』を取り付けます
取り付ける際にはネジを締め込む要領で『ハウジング』に取り付けていきます

中の『インジケーター』が締め込み終わった際に
緑色であることを確認してください

9.ボンベの取り付け

ここで新しい『ボンベ』を取り付けていきます
誤って古いボンベを取り付けない様に注意しましょう
古いものは作動した後であれば、穴が空いているので確認しておきます

『ボンベ』は、ネジを締める要領で取り付けを行います
しっかりと奥まで取り付けましょう

最後に『インジケーター』の色が外から見て緑色になっていることを
確認したら取り付け作業完了です

10.収納作業

ボンベの交換作業が終了したら
浮袋(気室)含めライフジャケットのカバーに収納していきましょう

手順はライフジャケット側に説明書がついていますので確認できますが
浮袋(気室)側の山折り谷折りの目印を頼りに折っていけばうまく収納できる様に出来ています

細かい点線が『山折り』で大きい点線が『谷折り』になります

まずは、①から④の手順を行っていきます
交互に折りたたむ感じですね

はじめの状態を手順①の向きにしっかり合わせてあげましょう
あとは、『山折り』『谷折り』を間違えなければ画像の様な状態に折りたたむことができます

次に、⑤、⑥の手順を行っていきます。
これも浮袋(気室)の折込みで、①〜④の手順でやった反対側をやっていきます

点線に合わせて折り込んだ画像がこちら
ちょっと説明書とは違う様に見えますが、最後は押し込みながらやる感じになるので
そのまま進めていきましょう

手順書の⑦〜⑩の手順を行っていきます
ここでは、浮袋(気室)を小さく折り込んでいきます

画像のように小さく丸め込みながら浮袋(気室)を丸めていきます
また、その際にボンベ付近のパーツは白い防水カバーを巻きつけて丸めていきます
ただし、手動用の取手と紐は一緒に巻き込まない様に注意しながらまるめてください

手順11の手順書にかいてあるオレンジ色の紐は仮止めで使用してもしなくても良いそうですが
止めた方がやりやすいのでつけて進めることにします

先ほども書きましたが、手動用の紐が巻き込まれずに出ていることを確認しておいてください

最後の手順12では、手動操作用のレバーが右端から外に出ている状態になっていることに注意しつつ
ライフジャケットのカバーを閉じて終了です

『手動操作用のレバー』を右側の端から出る様に配置して
浮袋(気室)をカバーで閉じていきます

カバーには『手動操作用のレバー』が出る方向に『PULL→』の目印があるので確認してみてください

これで、ボンベの交換作業
すべての工程が終了です

お疲れ様でした!

さいごに

それでは、今回はライフジャケットのボンベ交換をやっていきました
DAIWA製品であればDAIWAさんに修理依頼もできる様ですが
自分でやっても意外と簡単に交換できます

みなさんもライフジャケットが膨らんでしまった際にはご自身での交換を検討してみてはいかがでしょうか

最後まで見ていただきありがとうございました!
それではまた次回のBLOGでお会いしましょう

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